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花便り

        花と言えば桜

 江戸のソメイヨシノは勿論美しいのですが、そんな豪奢な桜ではなく、蝦夷山桜は奥ゆかしいのです。今日は拙宅の前のお宅にある若い桜の樹が、満開でした。
 そういえば、5月17日は歌人・藤田幸江さんの命日でしたが、今年は特に何もせずに過ごしました。消えてゆく命はその存在を風のようにしてしまうから、ときおりその中に声を聴いたとしても、ただ「久しぶりね」と挨拶を交わすように、笑顔で思い出せば良いのかもしれません。悲しいけれど、好い思い出ばかりだったから、命日じゃないときも普段から私は彼女に話しかけています。
 ただ、あの日の桜は三分咲きでしたから、今年は開花が少し早いという印象・・・

 これは、教育大学前の千島桜
 蝦夷山桜に比べると紅が強いですが、花のサイズはひとまわり小ぶりです。
 枝がこんがらがって、幹から細く短く沢山出るから遠目には梅の風情・・・

 さくらはサクラでもサクラソウの仲間です。
 他所んちの庭先に咲いていました。
 庭先を除き歩いていると、かなり不審者風に見えちゃう私。

 マイヅルソウの群落
 車通りの多い意外な場所に咲いています。

 街路樹として植わっているのに背丈が低い連翹(レンギョウ)
 枝がシャープで危険です。綺麗な花が豪華なのに、葉がないので、コントラストがなく、なんとなくつまんないのか、あまり取り扱いに人気がないみたい。

 人気がない雑草としてはセイヨウタンポポがワーストワンですが、、一つ一つのタンポポには失礼な話だと思うんですね。数が多いから価値がないなんて人が勝手に決めたことだから。命のレベルでは、大切さは変わらないはずです。
 それに、こうして暖かい日の午後に太陽の光を受けて咲いているタンポポの群を見るのは好きです。強い生命力を感じます。とても励まされ、明るい気分になります。
 咲いているタンポポは自らの存在が希少かどうか、あるいは、ありふれているかにかかわらず、精一杯命を輝かしているに違いありませんもの。
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山野草の秋

        ハマナスの実 

 かろうじて皺のないつやつやしたのをみつけて撮りましたが、ジャムを作るには遅いようです。毎年、どこかで採取したり貰ったりしてジャム作りを試みるのですが、今年は長く家を空けている間にちょうどその頃あいだったようで・・・残念。
 今日当たり、風がとても涼しくて「秋だなぁ」と感じました。とっても暑かった今年の釧路の夏でしたけれど、流石にお彼岸ともなればちゃんと秋の風情になってくるのですね。

アカザの実もちょうど今が食べごろです。
子供たちと土手のところで葉っぱを採取しているときに
アカザをみつけ、つい懐かしくて採取しました。

 道路沿いのアスファルトの間から出ているようなこんなのは、食欲がわきませんから、ちゃんと野原でとらなくてはなりません。
 この穂だけをつまんで採って、ほんの20秒くらい塩茹でして水に晒し、水気を拭き取ったら、角切りのクリームチーズや糸状に削った鰹節や少々のお醤油と一緒に和えたりして食べるのです。
 野趣あふれて美味しいですよ。また、ビタミンやミネラルが豊富で健康的。食感もプチプチして面白いです。有用植物でよく食卓に上がるアカザ科の植物はホウレンソウ、スイスチャードなどです。

 植物の生育を観察して深まり行く秋を知ります。
 この穂が目に入ると、そろそろ店頭で、栗などが並び始め、新蕎麦が食べられるような時期になります。。 

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くしろの夏の花々

        エゾミソハギ

 湿原の夏の花々が満開です。湿原まで行かなくても春採湖周辺の住宅街の空き地などで見かけられますし、MOOの岸壁にある野草園にこれだけの野生植物が移植されて、数年かかって増えていました。しかし、残念ながら、園芸種と混じっていて、解説もないので、豪華に咲いているこれらの花たちが野生のものであることに気付く観光客(あるいは市民)は少ないでしょう。
 湿原の植物を移植する案を採用してくれたところまでは良いんだけど、どうもその後の面倒見が悪い。釧路って、結構そういう癖があります。


          エゾナミキソウ

 シソ科の植物です。エゾ、であるか、ただのナミキソウであるかの判別はきわめて難しいです。葉が少しとんがったのがエゾ、であるというのですが、まぁるいのととんがったのの中庸が出てきやすい(交雑しやすい)ためです。


            クサレダマ

 写真はつぼみですが、今日当たりは咲いているでしょう。これが咲いちゃうと「秋だなぁ」と感じるので、東北海道は短か過ぎる夏をすでに通り過ぎ秋の気配を漂わせているわけですか・・・


           タチギボウシ


        エゾカワラナデシコ

 色が濃いのでタカネナデシコかもしれません。同じピンクでこれより一回り小ぶりの花をつけるエゾフウロソウも満開でした。

 曇り空の下、岸壁をゆっくり散歩しながら、釧路の夏の植物たちに話しかけるのも、釧路らしい風情を味わえる提案です。

 
褒められてもおごらず、そしられても無視されてもクサらない草花たちの有りようが、清々しく頼もしく、羨ましくも思えますし、畏敬の念さえも抱きます。私も自分の存在の輝きが翳らないよう頑張ろうと思えてきます。そのためには、少々の事には動じないでいる強さとしなやかさが必要なのですけれど・・・。

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エゾノリュウキンカ

エゾノリュウキンカ

水曜日の植物画クラスに通っていらしている佐藤さんからデッサン後にいただきました。
千歳町付近ではこれに似たエンコウソウのほうが見つけやすいです。
私は食べたことがありませんが、春の山菜としては割りに知られていて食べられるのだそうです。一方、エンコウソウは食べた事があります。茹でた後に水に晒して軽く絞り、お浸しみたいにしました。ピリリとした味でした。エゾノリュウキンカも似たような味なのかしら。

ようやく春の実感ですが、それにしても寒いっ!です。

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エゾシマリス

エゾシマリス

 鶴居の生徒のお宅にお邪魔しました。
 お父さんは動物のお医者さんで、カメラの腕は写真集を出版するほど。
 愛 高行さん 

 こちらが、その本です。


 こんな愛らしいポーズとか


 親亀と小亀みたいにおんぶ姿のとか・・・

 そのほか、可愛いエゾシマリスの写真が収録されています。
 素晴らしい本なので手元にまだあるなら吹聴して売りまくりたいですが、残念ながら、すぐに売れてしまったのに増版せず、絶版になりましたので、書店に問い合わせしても買うことは難しいかもしれません。
 アトリエ「アリス」の生徒、保護者など関係者にだけお見せしますよ。

 今日、夕方にNHKの特集でエゾリスとエゾシマリスの比較をしながら生態を探る番組を放送していましたが、面白かったです。
 札幌では、山に登ったとき、ときどき遭遇しました。
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